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配布元:Project SIGN[ef]F
http://plaza22.mbn.or.jp/~SignF/



034:手を繋ぐ
(鋼 ハボック×ロイ)




昔から冷え性だった。

よくヒューズに手を握られるたびに「うわっ、ロイ…おまえ手冷たいなぁ…」言われていた。



自分の手が冷たいと言うことに違和感を感じなかったが、

ハボックと上司部下以上の関係になってから時々思い知らされる。

自分はどうしてこんなにハボックの温もりを求めてしまうのか。

一人で居るときの寒さを忘れてしまったかのように、ハボックの温もりが欲しくなる。


いわば暖房器具。


きっともう私はハボックなしでは生きられないかもしれない。

大げさだ!と鋼のに言われそうな気がした。

ヒューズには腹から大笑いされて「ロイたん乙女ー!」と言われそうな気がした。

ハボックには…

たぶん言えない。


「うわっ…大佐…手冷たすぎッスよ!」


エルリック兄弟を駅まで見送った後、私とハボックは電車のホームへ向かっている。


「…別に普通だ」

「普通じゃないッスよ!ほら!手かして下さい。俺の手必要以上に暖かいから。」


そういうと、いつものように互いの手を絡める。

――――――暖かい…


「……暖房器具でもいいかも」

「うん?何か言ったッスか?大佐?」

「いや、何でもない。」


一家に一台は必需品の暖房器具。

さしずめ私にとってハボックは必需品の暖房器具。








それでいいかもしれない。




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